HIBAKU PIANO「ミサコの被爆ピアノ」 三つのコンサート 2012.5.11&12


崔善愛 斉藤とも子 原マスミ  近藤達郎  上野洋子 三宅榛名    

Hibaku (A-bombed) Piano, Study Daguerreotype, 4x5" 
2012  (c) Takashi Arai

1945.8.6   8:15AM  HIROSHIMA・・・

爆心地より1,800メートルの地点で被爆した
一台のアップライト・ピアノ 

ピアノという一つのオブジェと、音楽と、言葉と。
これは過去と未来、そして今を「想像」するための「体験」です。

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concert 1
5月11日(金曜日)開場:午後7時 /  開演:午後7時30分

崔善愛(ピアノ) 斉藤とも子(朗読)
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concert 2
5月12日(土曜日) 開場:午後2時 /  開演:午後2時30分

原マスミ(歌・朗読etc.) 近藤達郎(ピアノetc.) 
上野洋子(voice etc.)
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concert 3
5月12日(土曜日)開場:午後7時 /  開演:午後7時30分

三宅榛名 (ピアノ)
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■料金各回 大人 3,000円 / 未成年 2,500円
(定員50名様) 全てのコンサートを予約者優先とさせていただきます。


インターネット上での予約受付は全て終了いたしました。
開演当日の予約は電話にて受け付けます。
TEL 03-3795-1776

イベントはTicket予約をお勧めします。

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崔善愛(チェ・ソンエ)
ピアニスト。米国インディアナ大学大学院に3年間留学、ピアノをジョルジュ・シェベックに、室内楽をヤーノシュ・シュタルケルに師事する。21歳の時「外国人登録」の指紋押捺を拒否、そのことを理由に再入国不許可となり、特別永住権を剥奪され二つの裁判を最高裁まで20年間闘う。1999年国会参議院審議に参考人として招致され、翌年14年ぶりに特別永住権を原状回復する。著書に『「自分の国」を問いつづけて』(岩波ブックレット)、『父とショパン』(影書房)、CDに『ZAL』、『Piano,my Identity』(共に若林工房)がある。

斉藤とも子  
女優。兵庫県神戸市出身。1976年、NHK少年ドラマ「明日への追跡」でデビュー。その後、ドラマ「青春ド真ん中」「ゆうひが丘の総理大臣」「男たちの旅路・車輪の一歩」、映画「ひめゆりの塔」などに出演。1999年、井上ひさし作「父と暮せば」の舞台出演をきっかけに被爆者との出会いがはじまる。2005年、原爆小頭症(胎内被爆)患者と家族のことを書いた『きのこ雲の下から、明日へ』を出版。この10月、二人芝居「かもめ来るころ」に出演予定。
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原マスミ
ミュージシャン、イラストレーター。
1976年よりライブ活動を始め、1982年に「ズッとじっと」でレコードデビュー。ミュージシャンとして活動するとともに、イラストレーターとして、雑誌のイラストレーション、本の装画も手掛ける。2007年には、目黒区美術館にて「原マスミ大全集!」を開催。CDに「夜の幸」「シングルズ&コレクションズ」(MMRecord)、近作絵本に、「幸福の王子」(ブロンズ新社)、「南の島で」(偕成社)

近藤達郎
「チャクラ」、「ウニタ・ミニマ」「三橋美香子と総本山」等数々のバンドでキーボードなどを担当、また小川美潮、Phew、原マスミ、大友良英など多くのアーティストとも活動を共にする。現在は「ラブジョイ」「先カンブリアクラリネット四重奏団」に参加。劇音楽では、故 如月小春の「NOISE」や、渡辺えり(えり子)の近年の作品の多くを手がけ、映画音楽に「かもめ食堂」、「クヒオ大佐」等。CMのための作編曲も多数。

上野洋子
30年に渡り、作・編曲家・歌手としてCM、映画、アニメなどの音楽制作に携わるかたわら、七変化する声質を生かしたヴォイス多重録音や、ロック、ポップス、民族音楽、現代音楽など幅広いジャンルを取り込んだユニークな作品をリリースしている。またLIVEでは、緻密な録音作品とは正反対に即興パフォーマーとして様々なアーティストと共演したり、2011年より始めたソロステージでは、これまでとはまた違ったコンセプチュアルで実験的な楽曲を精力的に披露し続けている。
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三宅榛名
 作曲家・ピア二スト。ジュリアード音楽院作曲科卒。リンカーンセンターから作品を委嘱されるなど、NYで作曲家のキャリアをスタート。現代音楽の枠組を超える多彩な作品を書いている。ピア二ストとしては、バッハから現代までの演奏および、先鋭的な即興音楽のシーンで活動し、ヨーロッパ・アメリカ・アジアの多くの音楽祭に出演している。CDに作品集<空気の音楽>、即興演奏デュオ<SHORT TAKES / J.レアンドル & 三宅>など。
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ミサコの被爆ピアノ
ヤマハ アップライトピアノ
製造:昭和7年 製造番号18209
形状:85鍵 象牙鍵盤 現在のU1の大きさ
被爆状況:広島市中区千田町 爆心地より1.8Kmの民家で被爆
経緯:被爆ピアノ所有者より、矢川光則へ託される。
平成17年7月から矢川ピアノ工房所有となる。
現状:被爆当時のままであるが、演奏は十分出来るように、 修復をされ、コンサートで使用されている。

www.peace-hiroshima.org
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■主催  KEN 問い合わせメールアドレス
■協力 矢川光則(矢川ピアノ工房)公益財団法人第五福竜丸平和協会 新井卓 崔善愛

still being exposed...
HIROSHIMA/NAGASAKI   DAIGO FUKURYUMARU  FUKUSHIMA...

詩人・桑原滝弥 × 講談師・神田京子の「復興道」 其の壱


~できることからごつごつと~

いま、この瞬間も、道なき道を歩むきみがいる
東北から全地球の核心へ
それでも生まれてくる命へとつづく喜びの一本道
詩人と芸人の夫婦が、
被災の地での活動を通じて出会ったたくさんの声、
既存の情報機関ではなかなか伝えられないその生を、
ライヴでお伝えします。

2012年5月6日(日)
16時開演(30分前より開場)
18時終演(予定)

以降、出演者を交えてのフリータイム

【料金】2,000円

イベントはTicket予約をお勧めします。

【出演】桑原滝弥(詩人) 神田京子(芸人)
ゲスト: 小針丈幸(福島県出身 東京都在住) 橋本鮎子(神奈川県出身 宮城県在住) & 粟津ケン(KEN主宰)

【内容】
◇詩人・桑原滝弥の独演
◇講談師・神田京子の独演
◇滝弥・京子によるコラボレーション・ライヴ
◇東北ライヴのドキュメント映像公開
◇KEN主宰・粟津ケンを交えての、滝弥、京子、そして、被災地での 復興活動を経験されたゲストの方たちによるトークセッション

【おもい】
平成二十三年三月十一日午後二時四十六分十八秒...
自然界から、人間界へ、
有史以来、何度目かの気付きの機会を与えられました。

たくさんの生命が、わたしたちの生きているこの世から旅立ち、
残された多くのひとたちは、悲しみ、苦しみ、途方にくれ、
そしていまも、その衝撃を目の当たりにしながら、
見えない恐怖とも直面し、生活されつづけています。

極東の小さな島国の東北地方を中心に起きた、いまも尚つづく未曾有の天災と人災。
いまわたしができること、やりたいことは、
その場へ行って多くの命と触れ合い、ともに自然界の声を耳に澄ますことと、
これから、あたらし く生まれてくる命に、すこしでもよい空気をつくり、 育み、引き継ぐことです。

現地で起きている、さまざまな美しいこと、美しくないこと、そして、
そのどちらなのかいまはわからないけれど、大切なこと。
その地で生きているひとの直接の声をお聞きして、ともに考え、感じ、また生きていくきっかけを、
日出る地の首都圏に暮らすあなたと分かち合いたいのです。
そして、願わくば、それを世界中のひとたちへ、
宇宙中の生命へと届けたいのです。

詩と芸は究極のサービス業。
大きくて、ささやかな、何か、とのコラボレーション。
魂が爆笑するとき、見えぬものも浄化される。
そうわたしは信じているので、ダサいことはいたしません。
どうぞ気楽にお越しください。

待ってます。

詩人類・桑原滝弥 拝

【プロフィール】
桑原滝弥
1986年俳優としてデビュー、以後ジャンルを問わずさまざま表現活動を展開。1994年詩作開始。詩人類代表。
~主な活動~
詩集「花火焼」(にこにこ出版)
詩選集「あなたにあいたくて生まれてきた詩/宗左近・編」(新潮社)
TV「さらさらサラダ」(NHK名古屋)
演劇「にんにん忍者でんエモン一座」(世田谷パブリックシアター@スクール公演)
イベント「谷川俊太郎トリビュート 俊読」(全国各地で開催)
http://shijinrui.blogspot.com/

神田京子
1999年二代目神田山陽に入門。2000年山陽他界により、神田陽子に師事。日本講談協会所属・落語芸術協会所属。
~主な活動~
TV「趣味悠々・フォト五七五」(NHK教育)
ラジオ「日曜バラエティー」(NHK第一)
webコンテンツ「敬語おもしろ相談室」(文化庁)
ワークショップ「世界青年の船」(内閣府/日本丸船内ホール)
ライブ「神田京子独演会/連続講談物シリーズ」(横浜にぎわい座・のげシャーレ)
/blog.kandakyoko.com/

<夫婦での活動>
伝説のリアル結婚式ツアー・ガチンコラヴレター&日記朗読大会・ピンクの白鳥SM講談・みちのくふたり旅チャペルGIG・ドイツ公演/侍講談vs腹切詩・結婚五周年tamatogiラップ・・・そして、
東日本大震災の被災地において、仮設住宅を中心に、さまざまな場所で、ライヴを行う。
これからもつづく 

◇ゲスト
小針丈幸
福島県出身。現在福島と東京との二重生活者。自らの実家(当時いわき市)を震災で失くす。直後よりボランティア支援活動をはじめ、被災全地域に緊急支援で足を運んだ。
滝弥・京子の最初の東北(福島・宮城・岩手)ライヴツアーを企画担当。
橋本鮎子
神奈川県出身。宮城県大河原町在住。結婚後、嫁いだ数ヶ月後に震災に遭遇。自身の被災は小さかったが、隣接する沿岸部の町の被害が甚大だったため、物資支援などの活動を中心に、自宅を開放する。
滝弥・京子の二度目の東北(宮城県山元町)ツアーを企画担当。

【映像】
撮影:鄭晶晶、橋本鮎子
編集:鄭晶晶、桑原滝弥

銀鉛画報会 フィルム・ワークショップ  全3回  


大西健児 馬渕徹

映像の秘密結社、銀鉛画報会によるフィルムワークショップが開催されます。
おそらくこれで最期になるであろう8mmフィルムの裏ワザ講座、御興味ある方は、お気軽にご参加いただけると幸いです。暗室の調理実習・8mmフィルム自家現像体験。初心者にも簡単に8mm映画制作を体験していただきます。
その日、撮影したフィルムはワークショップ参加者自身の手で現像処理して頂き、その日の夜にはスクリーンに映写されることになります。
映像表現の主流媒体がフィルムからデジタルに移行した現在だからこそ、この非効率な玩具による銀鉛写真の魅力をその手で触れて味わっていただきたい企画です。
今回の講師を担当する銀鉛マエストロは大西健児と馬渕徹。毎回、ゲスト・フィルムメーカーを交えて実践講座となります。
全3回、通して参加していただくも良し、毎回テーマごとの講座内容を選んで参加していただくも良し、初心者からベテランまで各々のスタンスでコースをお選びください。

第1回 4月14日(土) pm3:00~pm6:30
『映像版画術』
【内容】即席プリント複製術
まずは8mmフィルムというシロモノの性質を、手で覚えていただきたいと思います。細かなことは一切教えません!実際に体験してもらいます。撮影&現像済みのフィルムを、新品の生フィルムに重ね合わせて、暗室の中でペンライトでなぞると...実験映画のクラシック手法を簡単に再現、伝授致します。

〔参考上映作品〕
大谷高美作品「水葬」(15分/2011)
にわとりのたまごろう作品「美しい終焉」(6分/2011)
ウズマキマキオ作品「クレイジー・クレイドル・アラウンズ」(5分/2012) 他

第2回 5月19日(土) pm3:00~pm6:30 〔+pm7:00~pm9:00〕
『残像のドローイング』
【内容】長時間露光撮影講座
そろそろ気候も温かくなっている筈、今宵はカメラを片手に夜の光を収拾しに出かけましょうか。フィルムならではの残像効果も人気のバルブ撮影テクニック。光のラクガキ講座となります。今回は夜の部「銀鉛画報会」上映中にも、野外で撮影実習となります。雨天決行。夜に撮影されたフィルムは次回に上映します。

〔参考上映作品〕
馬渕徹作品「Sodium Lihgt Baby」(4分/2011)
大谷高美作品「流刑地」(16分/2010)
大西健児作品「路地提灯」(13分/2009)他

第3回 6月9日(土) pm3:00~pm6:30〔+pm7:00~pm9:00〕
『8ミリ映画制作基礎講座』
【内容】レッスン1:撮影の基本&現像工程の基本
最期ということで、すっ飛ばしてきた基礎講座編になります。どんだけお勉強したところで、知ってることとデキルことはまったくの別もの。結局、いっぱい失敗して、カラダで身につけたことだけしかワザにはなりませんよね。今回はオマケというかたちでじっくり丁寧にお教えします。

〔参考上映作品〕
片岡けんいち作品「リストラX」(29分/2010)
大西健児作品「ブルーノスタルジア」(10分/2010) 他

料金:フィルムワークショップ参加費 ¥2000-
ワークショップ参加者は夜の部「銀鉛画報会」上映の鑑賞も可能です。
また、「銀鉛画報会」上映時にも自家現像実習は継続可能です。

フィルムワークショップ参加者の制作したフィルムは、後日、各自にDVDにしてお渡しします。もし8mmフィルムで欲しいという方は、実費として、フィルム1本につき代金+1500円を頂きます。

なお、自分の使用するフィルム、あるいは撮影済みのフィルムを持参される方は基本料金のみで参加できます。

予約不要です。問い合わせは、メールで。
問い合わせメールアドレス

KAORI TAZOE NEW EXHIBITION 『GOKOUSASU と やまのくらし』


田添かおり


2011年2月のオープン以来、ライブやパフォーマンス、映画上映などを開催してまいりましたが、この度初の美術作家による、KEN の空間をフルに使った展覧会を開催いたします。田添かおりの作品は、照明や鏡を使った簡単な仕掛けをつくり、写真のようでそうでない「ある情景」を作り出し観客を引き込みます。今回は空間をいかし照明を使って驚く情景にかえてゆくインスタレーションを行います。

3月9日(金)〜4月7日(土)

|木・金|15:00-20:00
|土・日|14:00-20:00
|月・火・水| closed

※なお、イベント開催日の展示は、3.9|金|-19:00、 3.24|土|-17:00、 4.7|土|-17:00 までとさせていただきます。

EVENTS

3.9|金| オープニングパーティー 19:00 start

3.24|土| |クロストーク  田添かおり × 片岡希(ドキュメンタリー映画監督)
18:00 start 17:30 open
参加費 1500 円|定員 25 名(予約制)

4.7|土| |クロージングパーティ+パフォーマンス|18:00 start 17:30 open
|ゲスト 山本篤(美術家)|参加費 1500 円(1ドリンク付き)
予約不要 先着順

尚、パフォーマンスは、午後8時頃スタートします。

※イベント開催中は作品をご覧になれません(観覧可能時間は開催1時間前まで)。
また、イベントに合わせてご来場いただく場合も、すべてご覧になれない可能性があります。

このほか会期中イベントを企画中!
詳しくはこのサイトで。

田添かおり Kaori Tazoe
美術家。1970 年横浜生まれ。主な活動に、スクラッチタイル(横浜)、クアドラド。
主な展覧会に、横浜トリエンナーレ2005、今日の作家展2006、アーティスト
インレジデンス(Location One/NY)、黄金町バザール2008、2010 など。
ACC(アジアン・カルチュアル・カウンシルACC)2006 年度グランティ。

片岡希 Nozomi Kataoka
1977年生まれ。北京電影学院導演系(国立北京映画学院監督学部)・早稲田大学大学院修了。電影学院在学中は司徒兆敦監督に師事し映画・ドキュメンタリー演出を学ぶ。帰国後、『中国の世界遺産』(小野鉄二郎ディレクター)、『故郷の香り』(フォ・ジェンチィ監督)、『ヨコハマメリー』(中村高寛監督)等の劇場本編・作品にスタッフとして参加。約5年間撮影した『ヨコハマメリー』ではプロデューサーを務める。同作は、トロント、釜山、バンクーバー他の国際映画祭に招待、文化庁映画賞他受賞。2008年公開のドキュメンタリー映画『中華学校の子どもたち』では監督を務める。

山本篤 Atsushi Yamamoto
1980年生まれ。東京都在住。多摩美術大学絵画学科卒業。2年間のドイツでの制作活動後、ビデオを中心とした作品を発表し続ける。主な展覧会に「OFFSITE2008 相田ちひろ/山本篤」( 横浜美術館 / 横浜 / 神奈川 )、「黄金町バザール2010」( 黄金町バザール/ 横浜 / 神奈川 )、「ビデオアートプログラム 世界に開かれた映像という窓 第24回:山本 篤」( 広島市現代美術館 / 広島 / 日本 )、「時間泥棒 いつもより長い夢」( Art Center Ongoing / 吉祥寺 / 東京 )など。


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写真
1.《 スポットライト》
2008/インスタレーション ©Kaori Tazoe
2.《 PENPAL DON'T CRY「 5.4河辺」》
2010/ビデオ ©Kaori Tazoe
3.《 PENPAL DON'T CRY》
2010/インスタレーション ©Yasuyuki Kasagi

飯村隆彦 - クラシック&アバンギャルド 第二期


「私はこの映画講座で、クラシックにアヴァンギャルドを、アヴァンギャルドにクラシックを発見する旅に出た。」飯村隆彦

飯村隆彦のフィルム・コレクションと自作DVDによる・・・パワフルな上映セッション。今や死滅寸前の16mm、または 8mmのフィルムを映写機にてそのまま上映するという試み。

バスター・キートンからジャン・ビゴからポパイからスタン・ブラッケージからアンディ・ウオーホルからジョナス・メカスからジャック・スミスからスタン・ヴァンダービークまで・・・そして、1960年代初期に、ニューヨークを始めとして、国際的なアバンギャルドのグループ、フルクサスのオノ・ヨーコ、ナム・ジュン・パイク、ディック・ヒギンズ、アリソン・ノールズ、ジョージ・ブレクトら、主要なアーティストのパフォーマンス作品を、1991年にニューヨークで当時のメンバーが再演したパフォーマンスの原点となる歴史的なドキュメント。さらには、飯村隆彦「間:日本のコンセプト」(1977-2004)も・・・。

サイレント・フィルムに、寒川晶子(ピアノ)、鈴木治行(電子音)が、「音」で参加。
古典を「今」に蘇らせる試みも・・・。

※詳しくはフライヤーをご覧ください。

2012年 
part.1    2月25日(土)   ¥2,000
part.2    3月3日(土)  ¥2,500  
part.3    3月4日(日)  ¥2,500 

17:30 Open 18:00 Start

出演: 飯村隆彦  with 寒川晶子(3月3日)鈴木治行(3月4日) 

イベントはTicket予約をお勧めします。

「彼(飯村)は前衛映画界の中心的な核を通りながら自分自身の独自な道を追及していたのだった。
アメリカの前衛映画の運動の熱情と炎とがインスピレーションを与え、引き付けはしたが、彼が日本人に生れたというこが、映画におけるミニマリストとコンセプチュアルの可能性を妥協せずに追及していくのに決定的に働いていた。
彼は誰よりも深く、映画をこの方面において追及している。」  ジョナス・メカス

飯村隆彦 プロフィール
日本の実験映画の草分けの一人。
1960年代にハプニングのオノ・ヨーコ、画家の赤瀬川原平、作曲家の小杉武久、暗黒舞踏の土方巽らの前衛芸術家の協力で、 8ミリや16ミリの前衛映画を個人で制作、ギャラリ-やホ-ルでゲリラ的に自主上映活動を行なった。大林宣彦、高林陽一、ドナルド・リチ-、石崎浩一郎らと実験映画集団「フィルム・アンデパンダン」を1964年に結成し、東京の紀伊国屋ホ-ルで日本の個人映画史上最初の実験映画祭。
1965年、オノ・ヨーコの音楽による実験映画「LOVE」がニューヨークの実験映画のリーダー、ジョナス・メカスによって「ビレッジ・ボイス」紙上で高く評価され、ニューヨークにデビューした。
1989年には、ニュ-ヨ-ク のメトロポリタン美術館の委嘱により日本の芸術に特有な「間」を竜安寺の石庭に再発見する「 Ma: Space/Time In The Garden Of Ryoan-Ji 」 を建築家の磯崎新(テキスト)、作曲家の小杉武久(音楽)の協力を得て制作、モントリオ-ル映画祭、ユネスコ美術映画祭(「建築賞」を受賞)などで上映。
「あいうえおん六面相」では、システムG(リアルタイム・三次元テクスチャ-・マッピング)を使用して、音とイメ-ジの差延をコミカルにビデオ作品化。ニュ-ヨ-ク、ジュネ-ブ、オスナブリュック(ドイツ)、サンパウロなどの国際映画・ビデオフェスティバルで上映され、8つの賞を受賞。
1995年に東京都写真美術館で、1999年にパリの国立ギャラリー・ジュ・ドウ・ポム、で総合的な個展を開催した。 2001年、1974年以来、27年ぶりにニューヨーク近代美術館で個展を開催。
http://www.takaiimura.com/

鈴木治行 プロフィール
suzuki.jpg東京都出身。1990年、若手作曲家グループTEMPUS NOVUMを結成。
1992年、ヴィデオ作家山口卓司氏の協力により初の個展を開催(新宿X-Point)。
1995年、『二重の鍵』が第 16回入野賞受賞。1997年、衛星ラジオ「Music Bird」にて鈴木治行特集が放送される。
1999年、「作曲フォーラム'99」にて自作についてのプレゼンテーション。同年、鷺ポイエーシス(広島県三原)に招かれ、映画監督アレクサンドル・ソクーロフ、近藤譲とのシンポジウムに参加。2005年、ガウデアムス音楽週間(オランダ)にてOrkest de Volhardingによる委嘱新作が初演され、2006年にはサンタマリア・ヌオヴォ音楽祭(イタリア)にて新作初演。他ジャンルとのコラボレーションにも積極的で、これまでにも演劇、美術、映像などとの共同作業を行っている。作品は国内外で演奏、放送されている。

「僕は基本的に映像のイメージを単に増幅、補強する音楽はつけたくないので、映像のイメージに音響を衝突させて映像とも音響とも異なる第 3の体験を作りたいと思っています。」

寒川晶子 プロフィール
akiko2.jpg2001年華頂女子高等学校音楽科卒業。2005年フェリス女学院大学音楽学部をピアノ専攻で卒業。これまでにピアノを福井(旧姓川村)真裕子、小鍛治弘美、川村春海、黒川浩、中川賢一の各氏に師事。
神奈川県民ホール主催〈アートコンプレックス〉や金沢21世紀美術館主催の公演、三重県立美術館主催の公演などに多数参加し、音楽の表現を通じて未来へのものづくりに入れて活動している。2009年に開催されたトーキョーワンダーサイト主催のフェスティバルでは、自身のプロデュース・実演による「虚像になるとき」が最優秀賞を受賞。

「音がつけられていない映像のみの状態はとてもピュアだと思う。無声の映像に音を具体的に鳴らすことで、如何様にも可能性を秘めた無声の世界から道がはっきりと示され、それは大変窮屈にもなりかねない。映像のピュアさを生かすことができれば音は無声世界の想像を超えて効果的に引き立つ。理想はそんな音作りなんだけど...無声映画にピアノ生演奏という大変に大きな課題(挑戦しがいのある機会)を頂いたことに感謝し、やってみるのです。」

SATURDAY NIGHT CINEMATHEQUE "FILMS against CINEMA"


銀鉛画報会 at KEN

SilverPencilsKEN表面.jpg

映画という前世紀を彩った文化が終焉をむかえる。
我々はコンテンツとしてのシネマを否定し、表現であり作品であるフィルムを標榜するところにある。
映像メディアの主流がフィルムからデヂタルへと移行した現在、まずは、もっとも小さな映画フォーマット・8ミリ映画の最期を見とる義務が発生した。

2012年3月、富士フィルム製の国産8ミリフィルムは最終出荷となり、年明け早々、米コダック本社は債務不履行に陥った。8ミリ映画だけに留まらず、これは、写真芸術メディアそのものの危機といって過言でない事態である。
映画表現の可能性を個人に解放した小型映画の半世紀に及ぶ歴史が幕を下ろす。

この非効率な玩具が記憶した輝きを再検証する特別上映企画をKENにて開催。
「銀鉛画報会」山形国際ドキュメンタリー映画祭2011正式上映、凱旋記念。

2012年2月18日(土)
17:30 open 18:00 start

◎トーク参加予定
大西健児 馬渕徹 金谷祐希 山崎幹夫(ゲスト)

料金 1,000 円

予約不要
定員50名(先着順)

主催=シネマトレイン/KEN

上映作品

○「銀鉛画報会」
企画/シネマトレイン
構成・撮影/大西健児
現像・ナレーション/馬渕徹
制作/銀鉛画報会
馬渕徹・栗原みえ・新井美穂・橘薫・池田泰典・中川究矢・山崎幹夫・飯村隆彦・しまだゆきやす・村上賢司・内村茂太・大谷高美・藤原章・大西健児
〔2011年製作・スーパー8作品・上映時間:1時間32分〕

○「FU嶽三十六景」
監督/金谷祐希
出演/松本俊夫・飯村隆彦・かわなかのぶひろ・ほしのあきら・太田曜・山崎幹夫・大西健児
〔2011年製作・シングル8作品・上映時間:32分〕

昨年、奇しくも2本の8ミリ映画が発表された。
終焉が囁かれる8ミリフィルム、8ミリ映画文化についての8ミリ映画である。
「銀鉛画報会」は有志シネアストたちによって作成されたオムニバス作品。
コダック社のスーパー8による、短編映画×8作品を含む長編ドキュメンタリー作品。8ミリ映画について8ミリフィルムで撮影された最初で最後の実践的記録映画だ。
山形国際ドキュメンタリー映画祭2011・ニュードックスジャパン部門正式上映(映画祭、唯一の8ミリ映写機上映であった)

個人映画と科学映画の折衷案は映画の原初体験に回帰する。
一方、「FU嶽三十六景」は富士フィルムのシングル8によるアートドキュメント。日本の個人/実験映画史を遡り、世代を越えた各映像作家たちに問われる表現の根源とは?
新鋭・金谷祐希による軽妙な切り口が描く、去りゆくメディアへの鎮魂歌でもある。


tilde 実験工房 vol.2 山本精一X上野洋子 『音楽巡遊』


session with 粟津潔 

創造(もしくは想像)の連鎖       上野洋子

ここに1枚の抽象画があったとします。「無題」と題された深い青を基調としたその画を見たあなたは海中でスキューバダイビングしているような爽快な気分になったとします。しかしとある人から「この画は作者の絶望と悲しみが表されているんだよ」と聞いた途端、先程までの気持ち良さは吹っ飛んで、もうその画からは陰鬱なオーラしか受け取れなくなっているかもしれません。


 54 モナリザの手と椿 のコピー .jpg 40 阿部定.jpg人の感性は不確かで曖昧です。
右脳で感じたことを素直に認めればいいものを、左脳からの情報に左右されてファーストインプレッションからはかけ離れた結論にたどり着くことはままある事でしょう。
ただそれはあながちマイナスとは言い切れません。
人がそれぞれの感性と知識で十人十色の思考をして、それに外的要因が加わることで更に百人百様の感覚が生まれるのはより多岐にわたる新たな物事が誕生するきっかけになる気がするからです。

tilde実験工房vol.2はKEN主宰の粟津ケンさんより粟津潔氏の作品を提供していただき、それに音楽を絡めていこうという企画です。
あらかじめチョイスした映像やイラストに音を付けたり、即興演奏に画をあててみることで、ビジュアル/音楽単体の時とは違った感じ方をしてもらえれば、と思っています。

共演いただくのは京都在住のミュージシャン、山本精一さんです。
<関西一の奇人>と称されることもある彼の音楽を一言で説明するのは非常に難しく、何を繰り広げてくれるのか予想もつきませんが、美術の心得もあるという山本さん、きっと独特のアプローチで迫ってくれるでしょう。

日常のちょっとした出来事にインスパイアされて画家は画を描き、それを観た作家が物語を思いつく。読んだ音楽家は感動を曲にして、別の画家がその曲を流しながら創作活動をする......そういう職業の人でなくてもいいんです、誰でも見聞きした事に何らかの感想を持つはず、ツイートしたことに誰かが反応すればもう連鎖の始まりでそれをきっかけに色々な人の心が色々に動きます。

見終わったお客さんの頭の中が十人十色になっていたら嬉しいな、と思いながら今回のイベントの準備を進めています。
是非足をお運び下さい。

『阿部定』『風流』などの粟津潔映像作品と二人の音楽家との融合、あるいは摩擦・・・。
見ること、聞くこと、感じること、また新しい世界をそこに創造すること・・・。 

2012年1月28日(土)
16:30 open 17:00 start

料金 3,000 円

「チケット予約方法」
メールの件名を「tilde実験工房 vol.2 ライヴ予約」としていただき、予約の枚数、代表者の御名前、ご同伴社の名前、連絡先電話番号、住所を御書き添えの上、申し込みください。折り返し予約確認のメールを返信いたします。

チケット予約&問い合わせメールアドレス

鈴木 一琥 × ゆみ うみうまれ    IKKO SUZUKI    YUMI UMIUMARE   


Earth Dimension 土の面~つちのおもて~ Shaking. Fluttered Down 「揺れ」からこぼれ落ちたもの        

photo: Bambang Nucahyadi

距離が 「ぶれ」                                    
背景が 「はぐれ」                                   
時間が 「ずれ」                                    
方法が 「ゆれ」                                   
情報が 「こぼれ」                                    
沈黙が 「あふれ」 た。             

3.11 を通じて体験した混乱と問いかけを切り口にして北半球在住 鈴木一琥 と、南半球在住 ゆみうみうまれ という 、マレーシア、マラッカフェスティバルで出会った異色の2人のダンサーによる踊り、語り、対話と沈黙。・・・もしも人間が本当に自然の一部であるのならば、自分たちは一体何を失ったのだろうか、そして何を守るのだろうか。大地の次元から想像する。はたして踊りやダンスは何を意味するだろうか? ・・・そんな問いかけを、オープンに共有しようというイベントです。                                       

2012年1月12日(木)
19:00 open 19:30 start                   
  
料 金 :一般 2,500円 / コンセッション2,000円(学生、無職の方)すべて1ドリンク付                                      
   

イベントはTicket予約をお勧めします。

■アーティスト プロフィール                 
 鈴木一琥 (すずき・いっこ)  
東京都墨田区在住。ダンサー、振付家。[-tion]company主宰。日本の伝統芸能神楽を学び舞踊の根源を探求。独自の身体表現にてアジア、ヨーロッパ、オセアニア各地でワークショップを行う。2010年11月マラッカアートフェスティバル(マレーシア)に公式招聘。2011年2月現役町役場とのコラボ企画「すみだフリオコシ」発表、7月ムルレアートセンター(韓国ソウル)にてパフォーマンスユニットSORO作品「PACATO」共同制作発表。同9月東京都立第五福竜丸展示館にて「龍の声 Voices of Dragon」発表。 2005年より毎年上演を重ねている「3.10 10万人のことば」は東京大空襲を題材にした代表作の一つ。 
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ゆみ うみうまれ                         
オーストラリア在住ダンサー、アクター、振付家。兵庫県宝塚市出身。                         
1991年に大駱駝艦の一員としてとメルボルン国際フェスティバルに参加後、93年よりオーストラリアに移住。メルボルンを拠点にパフォーマー、振付家として豪州国内はもとより東西ヨーロッパ、ニュージーランド、中国、香港、マレーシア、インドネシア等で 公演を重ねる。舞踏とキャバレエをミックスした風刺の効いた舞台や様々な分野のアーティストと共に実験的な作品創りとワークショップを続けている。
「ショックと癒しがクロスする」うみうまれ主崔「DasSHOKU(脱--SHOKU色)」シリーズはシドニーオペラハウスでも公演され、2012年は新作「DasSHOKU SHAKE!」発表予定。近年は難民の人々や、多国籍文化を持つアマチュアの人々との演劇制作の振り付けも手がけている。                             
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浜田剛爾  GOJI HAMADA 『自画像 self-portrait』


再始動!


2011 12.10(sat) 12.24(sat)
2012 1.14(sat)

17:30 open 18:00 start

参加費 1500円

プロフィール
浜田剛爾(ハマダゴウジ)
1944年青森県生まれ、東京都在住。美術家。《嘆きの壁》(1972年・ベルリン)を出発点として、独自のパフォーマンス・アートの世界を構築。北方少数民族のウイルタ族やオーストラリアのアボリジニ、カナダのハイダ族の研究家でもある。日本のパフォーマンス・アーティストのパイオニアとして韓国、オーストラリア、ドイツ、カナダ、ポーランド等各地の美術館やオルタナティブな空間で、フィールドワーク、ワークショップ、インスタレーションを芸術の循環構造とするパフォーマンスを展開し、その表現の領域を深化拡大し続けている。

「世界は恐怖する 死の灰の正体」亀井文夫監督 1957年作品


The World is Terrified AGAIN!

共催:公益財団法人第五福竜丸平和協会/KEN 
監督:亀井文夫  
解説:徳川夢声  
制作年=1957年/上映時間=80分

●上映スケジュール
2011.12/11[日].12/18[日].12/23[金・祝]
2012.1/13[金].1/15[日].1/20[金].1/22[日]
1/27[金].2/5[日].2/10[金]

Friday=20:00〜/Sunday=18:00〜
*開場は上映の30分前となります。

入場料=大人1000円/学生800円
会場=KEN
トーク=安田和也、いちだまり、山村茂雄[第五福竜丸展示館]

予約不要、定員50名[先着順]

上映後には第五福竜丸展示館の学芸員によるトークと質問コーナーを予定しておりますが、都合により急遽、変更・中止になる可能性があります。
詳細は、KENのHPでご確認のうえお越しください。

【監督プロフィール】
亀井文夫(かめい・ふみお)1908〜1987年。レニングラード映画技術専門学校で映画を学ぶ。帰国後、東宝の前身PCLに入社し「上海」などを発表。戦後は山本薩夫と共同監督で映画「戦争と平和」をつくると、29年独立プロを創立し、原爆記録映画「生きていてよかった」などを製作。日本のドキュメンタリーの礎を築いた亀井は、生涯にわたり戦争や差別、核問題などの社会の暗部を見つめ続ける作品を撮った。

【映画プロフィール】
世界は恐怖する
第五福竜丸事件で知られるビキニ環礁の水爆実験など、米ソ核開発競争が激化する1950年代に、いち早く放射能の生物への影響を記録し、空気中や雨水に含まれる放射能の分析や、遺伝的な影響、広島長崎の被爆者の取材、未来の放射能汚染の予測など科学的視点をふんだんに盛り込んだ画期的な作品。解説は徳川夢声、制作には勅使河原宏も参加し、地球化学者の三宅泰雄、気象研究所の猿橋勝子、物理学者の武谷三男など当時を代表する数多くの科学者が登場する。